電話占いと心理テスト、それぞれの起源の概要

電話占いと心理テストは似たところがある。それと言うのも、どちらも統計を取ったり、データを考察したりするからである。前者というのは、人間の先天的・後天的な面を占いものから、12星座占い(13星座占いも存在する)、血液型占い、など、星の運行をもとにしたものがある。生まれた年、生まれた月、生まれた日、生まれた時刻、生まれた場所などでその人物の運勢や運命を特定し割り出していくもののように思う。心理テストは、人間の行動面のデータを収集し、その人物がどういう傾向にあるかなどを考察する。心理テストも電話占いに区分されるようなところがあるように思うが、それはどちらも人間のデータを収集し考察していく面からうかがい知れるように思う。

心理テストは、心理学が源流にあるように見える。というのも、心理学は人間の行動を観察しデータを収集する。人間の頭の中の考えというものは、自分には理解できるものかもしれない。しかし、外の人間からしたら、その人間がどのような考えをしているのか理解できないものである。そして、当人も自分の気持ちがよくつかめない時があるかもしれない。心理学は、人間が行動をする→ブラックボックスを通して、→その行動はあらわれる、という図式であらわされる。このブラックボックスの中を推察していくことが心理学であり、人間の行動からその人物の考えを認知、推察するという展開をする。人の心を読むのではなく、行動から人間を考察する理学である。心理学の実験には、ロールシャッハ法、質問紙法など様々なものがある。占いなどは文面の選択肢を選択していくことで結果がわかるものだが、質問紙法に分類されるように思う。心理学の起源は、古代ギリシアからであり、学問として成立したのは19世紀のヨーロッパ、ドイツのライプツィヒ大学、心理学者のヴィルヘルム・ヴントからである。彼によってライプツィヒ大学に心理学教室が開かれ、学問として成立した。多くの統計から人間の考えを認知、推察する点では、どちらも共通するものがあるが、前者はギリシア神話など古来からの物語に由来する面があるし、後者は哲学から独立して成立したことであるし、やはりどちらも似ている。

どちらも元々は起源は同じ時期であるのかもしれないが、考えの異なる人間により、今日まで発展していったのかもしれない。心理学にはヒューマンエラーという、人間の失敗の原因を探る領域もあるが、この前者と後者の分岐というか、異なった発展をしていった様には、ヒューマンエラーも関わっているのかも知れない(自分は正しく相手は間違いだと思っても、相手もそれを考えていること)。しかしそもそもどちらも異なった学問であるから、そういった正しい間違っているなどといったことはナンセンスなのかも知れないが。こうして気軽に楽しめる時代があるのだから、気軽に楽しむことが一番であるように思う。

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